〇Raspberry Pi PicoとTPA2006使用D級アンプキット、スピーカーを接続した写真
開発手順
1. Raspberry Pi Pico以外に必要な部品の準備以下の部品を準備します。
・TPA2006使用 超小型D級アンプキット
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-08161/
・ダイナミックスピーカー 8Ω7W
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-10366/
・単3電池4本が入る電池ボックス
※電池ボックスでは何でも良いのですが、取り外し可能にするために、以下の3つを使用しました。
・電池ボックス 単3×4本 スイッチ付 XHコネクタ付
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-12242/
・XHコネクタ ベース付ポスト トップ型 2P B2B-XH-A(LF)(SN
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-12247/
・16ホールユニバーサル基板(2.54mm)
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-02515/
2. 部品の接続・配線
以下の回路図のように各部品を配線します。
3. Raspberry Pi Picoに必要ライブラリのアップロード
/libフォルダが無い場合は、Thonny IDEでRaspberry Pi Pico側の/直下にlibフォルダを作成します(/lib)。
※Thonnyでのフォルダの作成・ファイルのアップロードに関しては、Raspberry Pi PicoでDHT11センサーを使用して温度・湿度を取得するを参照してください。
awesome-micropython-libプロジェクトのAudioから以下の2つのファイルをダウンロードして/libフォルダにアップロードします。
https://github.com/joeky888/awesome-micropython-lib/tree/master/Audio
chunk.py
wave.py
PicoAudioPWMプロジェクトから以下の3つのファイルをダウンロードして/libフォルダにアップロードします。
https://github.com/danjperron/PicoAudioPWM
myDMA.py
myPWM.py
wavePlayer.py
4. /soundsフォルダの作成と、wavファイルのアップロード
Raspberry Pi Pico側に/直下にsoundsフォルダを作成します(/sounds)。/soundsフォルダに再生したいwav形式のオーディオファイルをアップロードします。
5. プログラミングとオーディオ再生
以下のプログラムをmain.pyとして保存し、Thonny IDEから実行します。/soundsフォルダに配置したオーディオファイルが逐次再生されます。
import wavePlayer
import uos
player = wavePlayer.wavePlayer()
soundsFolder= "/sounds"
try:
for file in uos.listdir(soundsFolder):
print(soundsFolder + "/" + file)
player.play(soundsFolder + "/" + file)
except KeyboardInterrupt:
player.stop()
関連情報
・OpenSCADとUltimaker Curaを使用してスピーカー用のケースを作成する・Raspberry Pi PicoでBME680センサーを使用して温度・湿度・気圧・ガスの値を取得する
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