2021年7月3日土曜日

CentOS 8/CentOS 8-Stream/AlmaLinux 8/Rocky Linux 8.4に指定したファイルシステムのパスを監視してコマンドを実行するwatchexecをインストールする

watchexecコマンドで、指定したファイルシステムのパスを監視して、変更があった時にコマンドを実行する事が出来ます。watchexecをインストールするには、以下の手順を実行します。

〇インストール手順
1. Rust言語のインストール
curl --proto '=https' --tlsv1.2 -sSf https://sh.rustup.rs | sh
※以下の様な選択肢が表示されたら1を入力します
1) Proceed with installation (default)
2) Customize installation
3) Cancel installation
インストールしたシェルですぐにRustを使用するために、以下のコマンドを実行します。
source $HOME/.cargo/env

2. watchexecコマンドのインストール
cargo install watchexec-cli

3. watchexecコマンドの実行
以下のコマンドを実行して、現在のフォルダ・サブフォルダのファイル変更を検出してls -laコマンドを実行します。
watchexec -- ls -la

-wオプションで監視先パスを指定する事が出来ます。
watchexec -w ~/音楽 'ls -la ~/音楽'

〇トラブルシューティング
以下のエラーが発生した場合は、
error: linker `cc` not found
以下のコマンドを実行してgccをインストールします。
sudo dnf -y install gcc

〇関連情報
・Watchexecのgithubリポジトリ
https://github.com/watchexec/watchexec

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