〇接続後のRaspberry Pi ZeroとOLED
実行手順
1. 部品の用意Raspberry Pi Zeroの他、秋月電子さんで購入した以下のOLEDを使用します。
0.96インチ 128×64ドット有機ELディスプレイ(OLED) 青
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-15870/
2. Raspberry Pi ZeroとOLEDの接続
ジャンパ線などで、以下の様にRaspberry Pi Zetoと有機ELディスプレイを接続します。
Raspberry Pi 3.3Vピン(ピン1) -> OLEDのVCC
Raspberry Pi GPIO 2/SDAピン(ピン3) -> OLEDのSDA
Raspberry Pi GPIO 3/SCLピン(ピン5) -> OLEDのSCL
Raspberry Pi Groundピン(ピン9) -> OLEDのGND
3. i2cの有効化
raspi-configでi2cを有効化します。詳細は、以下の記事を参照してください。
Raspberry Pi ZeroにBME680を接続して、温度・気圧・湿度・ガスの値を取得する
4. luma.oledのインストール
以下のコマンドを実行して、luma.oledモジュールをインストールします。
sudo apt-get update
sudo apt-get -y install python3 python3-pip python3-pil libjpeg-dev zlib1g-dev libfreetype6-dev liblcms2-dev libopenjp2-7 libtiff5
sudo -H pip3 install luma.oled
5. プログラミングとファイルの実行
以下のファイルをluma_hello.pyとして保存し、実行します。
from luma.core.interface.serial import i2c
from luma.core.render import canvas
from luma.oled.device import ssd1306
import time
device = ssd1306(i2c(port=1, address=0x3C))
with canvas(device) as draw:
draw.rectangle(device.bounding_box, outline="blue", fill="black")
draw.text((10, 40), "Hello, World!", fill="blue")
while True:
time.sleep(1)
実行コマンド
以下のコマンドを実行してOLEDに枠線とHello, world!というメッセージが表示されることを確認します。Ctrl+Cでプログラムを停止させます。
python3 luma_hello.py
関連項目
・Python用ディスプレイドライバーのluma.oledのまとめ・OpenSCADとUltimaker Curaを使用して、0.96インチ有機ELディスプレイのケースを作成する
・Raspberry Pi Zeroと小型ターンテーブルをREST APIで制御する
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