2021年5月17日月曜日

OpenSCADとUltimaker Curaを使用して、タミヤのユニバーサルプレート互換のユニバーサルプレートを作成する

3Dプリンタでタミヤのユニバーサルプレートと同じの穴のユニバーサルプレートを作成します。ちょっと大きさの小さいプレートが欲しいといった時などに使用します。
OpenSCADとUltimaker Curaを使用して、タミヤのユニバーサルプレート互換のユニバーサルプレートを作成するには以下の手順を実行します。

〇作成したユニバーサルプレート(白色)の写真

作成手順

1. OpenSCADで以下のコードを実行して形状を調整し、STLファイルにエクスポートします。
NUM_HOLE_DとNUM_HOLE_Wで穴の数を調整する事が出来ます。3Dプリンタの種類や設定によって、HOLE_DIAMETERで穴の直径などのパラメータを微調整してください。

・タミヤのユニバーサルプレートにつける事のできるキューブのOpenSCADコード
// tamiya universal plates compatible
HOLE_DIAMETER=3+1;
HOLE_DISTANCE=5;
HOLE_HEIGHT=3;
PLATE_H=3;
NUM_HOLE_W=11;
NUM_HOLE_D=4;
PADDING=2.5;
OFFSET=1;

module tamiya_plates_compatible()
{
    difference()
    {
        translate([0, 0, 0])
        linear_extrude(height=PLATE_H){
            square([NUM_HOLE_W*HOLE_DISTANCE+PADDING*2, NUM_HOLE_D*HOLE_DISTANCE+PADDING*2]);
        }
        union()
        {
            for( lw = [0 : NUM_HOLE_W-1] ){
                for( ld = [0 : NUM_HOLE_D-1] ){
                    translate([HOLE_DISTANCE*lw+HOLE_DIAMETER/2+OFFSET+PADDING, HOLE_DISTANCE*ld+HOLE_DIAMETER/2+OFFSET+PADDING, 0])
                    linear_extrude(height=HOLE_HEIGHT){
                        circle(HOLE_DIAMETER/2, $fn=50);
                    }
                }
            }
        }

    }
}
tamiya_plates_compatible();

・OpenSCADの画面

2. Ultimaker CuraでSTLファイルを読み込み、スライスしてgcodeを保存します。

3. 3Dプリンターで印刷します

関連情報

・そのほかの3Dプリンターを活用した記事は以下を参照してください。
OpenSCADまとめ

OpenSCADとUltimaker Curaを使用して、タミヤのユニバーサルプレート互換の四角形フレームを作成する

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