Ubuntu20.04/Raspberry Pi OS(Raspbian Buster)にMinetestのブロックを作成する事の出来るNode Box Editorをインストールする

Node Box Editorで任意の形のカスタムブロックを作成する事ができます。作成したブロックはMinetestのmodとしてエクスポートする事が出来ます。

〇Node Box Editorの画面

Node Box Editorのビルドとインストール

以下のコマンドを実行して、Node Box Editorをインストールします。

sudo apt-get -y install \
  build-essential \
  cmake \
  git \
  libirrlicht-dev \
  libpng-dev libbz2-dev \
  libjpeg8-dev \
  libgl1-mesa-dev \
  libxxf86vm-dev

git clone https://github.com/rubenwardy/NodeBoxEditor.git

cd NodeBoxEditor

cmake .

make -j2

sudo make install

テクスチャの設定

Projectメニューの「Import Image」を選択して、テクスチャとして張り付ける画像を選択します。
その後、Perspective ViewのTextureモードに切り替えるアイコン(下図オレンジ色の円に囲まれたアイコン)をクリックした後、画面右のTexture Toolで上下左右前後のイメージを設定します。

modとしてのエクスポート

FileメニューからExport→Minetest Modを選択すると、MinetestのModとして保存する事が出来ます。

modは~/.minetest/modsの下に保存して(Raspberry Piのflatpak版は~/.var/app/net.minetest.Minetest/.minetest/mods)、init.luaを以下の様に変更します。「(modの名称)」はmodsの下のフォルダ名称と同じにします。

minetest.register_node("(modの名称):(ブロックの名称)", {
        tiles = {
                "(画像ファイルの名称)", -- 「(画像ファイルの名称)」部分はNode Box Editorで設定した画像ファイル名になります。
                "(画像ファイルの名称)",
                "(画像ファイルの名称)",
                "(画像ファイルの名称)",
                "(画像ファイルの名称)",
                "(画像ファイルの名称)"
        },
        groups = {cracky = 3},
        description = "(インベントリに表示されるブロックの名称)",
        drawtype = "nodebox",
        node_box = {
                type = "fixed",
                fixed = {{-0.5, 0.5, -0.5, 0.5, -0.5, 0.5}},  -- この部分には、Node Box Editorで編集した形状データが入ります。
        }
})

その後、modを有効化してゲームを実行します。

関連情報

・Minetestに関する他の記事はこちらを参照してください。